2017-08-14

夏バテの食養生(うずらの卵)

先日、タビの元気が無かったので、タビハグがテンションの上がる道頓堀の川沿いを散歩していたのですが、タビの様子がやはり変。
歩かない、歩いてもないのにパンティング&よだれ...。こんなんはじめて。
目の焦点はあっていて、鼻も湿り気がある、カラダも冷えてないし浮腫んでない...。
(森先生に診てもらうために動画も撮影)

7.5kgのタビを抱っこして、散歩が物足りないハグはグイグイ歩いて、私は汗だくで自宅まで戻りました。。
タビはぐったりに加え、下半身に小刻みな震えがありました。
低血糖?てんかん?のような症状があったので、スポンジ状の介護用歯ブラシではちみつを口の中に入れました。
ソファーでガーゼケットに包み、様子を見ていました。

パンティングやよだれ、震えも落ち着きましたが、元気はありません。
食べないかもしれないと思いつつごはんの支度をはじめました。
食欲が湧くようにと、鶏レバーをグリルで焼くと、ソファーから駆け下りてくるいつものタビが!キッチンの下でしっぽふりふりのタビ!さすが食い意地が張っているタビ!!(笑)
おいしいお肉食べるための演技か?と疑いたくなるほど急展開の回復でした。

オクラがたっぷり入った生姜入りの野菜スープに山芋をすりおろして、納豆には梅酢とすり黒ゴマを和えて、モリンガをひとつまみ。もちろん完食しました。ほーっ。

後日、森研一先生にLINEで動画を観ていただいたところ、自律神経からくるてんかん用発作とのことでした。ざっくり言うと夏バテです。
食養生は食事以外にも水分をしっかり摂らせることと、上記のような食事にうずらの卵を1日1個与えるよう指示がありました。
うずらの卵は脂が含まれていて、心臓と脳に効くのと、ビタミンも豊富で夏バテに効果がある食材ということを教えていただきました。
薬膳食材としても夏バテに適した食材です!
こういう時に森先生(プラーナ和漢自然医療アニマルクリニック)の存在がとてもありがたく、手作りだからこそできる食養生で薬や点滴に頼らず治してあげることができるのはわんこのカラダにとっても飼い主のわたしも安心です。

外は高温多湿、室内はクーラーつけっ放し。
寒暖差の激しい環境にいると、その気温差に対応しようとして頻繁に熱を作ったり逃したりするため、必要以上にエネルギーを消費してしまいます。エネルギーを過剰に消費してしまうことで「寒暖差疲労」に陥り、自律神経が乱れるようです。
日頃から食事や室温などにも気を付けているつもりですが、さらに気を付けてあげないといけないですね。反省。

【うずらの卵】
五味五性:甘/平
帰経:脾・胃・腎

五臓の働きを高めて、慢性的な疲労を解消。
五臓の働きを高め、気を補う作用があります。慢性的な疲労、スタミナ不足、やる気が出ない、食欲不振、筋力の低下といった症状に適しています。
また、脳の働きを活発にする作用もあるので、集中力低下や物忘れにもよいです。

Dog Foodie Wag
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