2018-05-22

犬のよだれ焼け(髭焼け)の改善方法

犬の食事療法を勉強していくなかで、いろいろとつまづいたり、迷い、失敗することがあります。そんな中でもまだしっくりしていないのが「犬のよだれ焼け(髭焼け)」です。

Instagramでハグのよだれ焼けに悩んでいることを発信したところ、いろんな情報をいただきました。シュナウザーやウェスティーを飼っておられる方は髭焼け気になりますよね。

保健所から来た日のハグです
試したこと
1.Pet-Coolのボディスプレー
2.吉岡油糧のドライフード
3,ホウ酸水
4.手作りごはんへの移行

変化が見られたのは、2.吉岡油糧のフードでした。
お試し体験セットというのがとっても魅力的で、無料でたくさんのフードやサプリが送られてきます。大阪のおばちゃんこんなん大好きやんかー(笑)
吉岡油糧さんのフードはよだれ焼けも改善され、被毛がツヤツヤ、ウンチもこん盛りとツヤツヤでよいところもあるのですが、耳の中が真っ黒!!中耳炎の手前まで症状が進み、粘っこい目ヤニもたくさん出るようになったのと、被毛がオイリー=痒みになったので止めました。油の力、恐るべし!!

こうして見ると穀類が多い
手作り食に変えた頃は、独学で食事療法も学んでいない頃だったので、ハグは泥棒ヒゲのようになった時もありました(笑)一概に手作りだから改善するとは言えません。
当時は刺激のある生姜が原因(?)と思って抜いたりしましたが、生姜は犯人ではありませんでした。

中医学で考えると、消化吸収機能が不調(脾胃不和)となると、よだれの分泌量が急激に増え、よだれが口からあふれ出るようになります。このことからよだれは「脾液」と言われています。

よだれ焼けの改善方法は、消化吸収機能を司る「脾」のトラブルは胃腸を改善する食養生と口腔内のケアが大切だということ。
吉岡油糧のフードは穀類が多いですが、穀類は「脾」に帰経するものが多いので、改善されたのかも(?)という感じがしています。

※個人的に穀類の多いフードは膵炎、皮膚病、アレルギーのリスクが高くなることと、散歩控えめのわんちゃんにはオススメしていません!

オムニア自然療法ペットクリニックの鈴木綾香先生のブログ「涙やけ、口周りの変色はどうして起きる?」もとても興味深く拝見させていただきました。




6/2の薬膳ミニセミナーでは梅雨=「脾」、お腹を元気にする食養生についてお話しさせていただきます。
是非、ご参加ください♪

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