2019-01-14

冬の食養生 菊芋!

糖尿病や既往歴に膵炎のあるわんちゃんのおやつにオーサワの「菊芋チップス」をおすすめしたことがきっかけで菊芋を知りました。
菊芋がスーパーで買えるこの季節、わたしはぬか漬けやお味噌汁、タビハグも野菜スープの具材としていただいています。

一見、生姜のようなおももちの菊芋。


「芋」と言ってもさつまいもやじゃがいもなどのお芋に含まれるデンプンが含まれていないため、芋類では無くキク科の植物です。
根の部分が芋状のため、「菊芋」と名付けられたと言われたそうな。
植物によって作られる天然の多糖類の一種で、ノンカロリーの糖質というのもうれしいですね。

菊芋には「天然のインスリン」と言われる「イヌリン」がたっぷりと含まれており、食事による体内の血糖値の上昇を、おだやかな状態に抑えます。
ごぼう、にら、にんにくなどにも多く含まれる「イヌリン」ですが、食物の中では菊芋が最も含有率が高いと言われています。

水溶性の食物繊維「イヌリン」は腸内で分解されフラクトオリゴ糖となります。これが善玉菌のエサとなり腸内フローラの環境を改善して腸内がキレイに!
消化吸収が良くなることで、血液がキレイになり、全身の細胞が元気になります。

よいことづくめの「菊芋」
我が家では天日干しして冷蔵庫で保存しています。


わたしはお味噌汁に、タビハグは出来上がったごはんのトッピングなど。
個人的(人間)にはぬか漬けとポタージュが一番美味しいです!
太り気味のわんちゃんには向いている食材で、ウンチの質がグッと上がるので腸内環境を整える食材として取り入れてみてください!

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