2018-10-04

犬のおねしょ・尿もれに効く養生と漢方

秋雨が降って、空気がぐーんと冷え込みましたね。
「雨冷え」の寒さは人間だけではなく、わんこ達も同様に寒さがカラダに応える季節です。

この季節のお悩みに多い「おねしょ」「尿漏れ」について、少しでもお役に立てると嬉しいです。

我が家の冷え性&むくみ体質のタビは6才になり、ある日突然、おねしょをするようになりました。
タビの既往歴:膀胱炎→ストルバイト結晶 腎陽虚タイプ

師匠であるプラーナ和漢自然医療アニマルクリニックの森先生の診立てでは「腰痛」ということで、腰のマッサージと温め、そして漢方で改善することができました。

腰の温めには、先輩師範である大坪由季さんの生薬配合の「ほんわか温温(ポンポン)」や市販のあずきのチカラを使いました!
マッサージは「鍼ボーイ」(めっちゃ嫌がります!w)を使いながら、腰を温めて。

それでも、やはり切れ味も悪く、漢方にたどり着きました。
八味地黄丸を試すも効果はそこそこで、牛車腎気丸でしっかり改善されました。
シニアではない愛犬のおむつ姿はやはり見たくないものですよね。

牛車腎気丸の効能
「牛車腎気丸」は、「八味地黄丸(ハチミジオウガン)」に「牛膝」と「車前子」という生薬を加えたものです。この薬は、体力が低下した疲れやすく、腰から下が冷えやすい方の、しびれや下肢や腰の痛み、むくみ、排尿障害などに用いられます。
このような状態は、漢方では「腎虚」ととらえられます。「腎(じん)」は、生きるエネルギーである「気(き)」を蓄えるところで、その働きが衰えると、前述のような症状が起きてくるのです。いわば老化にともなう症状で、「腎虚」を改善する「八味地黄丸」や「牛車腎気丸」は高齢者によく用いられます。

高齢者の頻尿(ひんにょう)、特に夜間頻尿をはじめ、腰痛や下肢痛、糖尿病の合併症の神経障害によるしびれなどに使用される。



クラシエの錠剤は食べやすい?ようです。
服用から3ヶ月、今では一日一回で半量のみに減薬できてます。
おねしょや尿もれでお悩みの方にどうか届きますよーに。
そして、雨冷えの寒さが続くので、あたたかくしてお過ごしください!


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